2008-12-02 Tue 22:18
<国内株式市場>
日経平均 7863.69円(533.53円安) 7863.69円─8266.32円 出来高 18億8919万株 国内株式市場で日経平均は大幅続落です。終値で11月21日以来の8000円割れとなりました。午前の売り一巡後は一時、下げ渋ったが、大引けにかけて先物で大口の売りが出ました。戻りの鈍さが嫌気されたほか、ウォールストリート・ジャーナル紙が2日、米ゴールドマン・サックスの9─11月期の損失額が20億ドルに達しそうだと報道し、売りを誘ったようです。東証1部の売買代金は1兆4026億円と、連日の薄商いです。海外投資家などによる換金売りが続く一方、米国の自動車ビッグスリーの再建策提出などを控え、その行方を見極めたいとする実需の投資家は様子見姿勢を強め、需給面の悪化から大きく下落しました。業種別ではほぼ全面安の中、鉱業、保険、証券の下げが目だちました。 <外国為替市場> 17時時点 ドル/円 93.25/30円 ユーロ/ドル 1.2613/18ドル ユーロ/円 117.67/74円 午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点とほぼ同水準の93円前半で取引されています。前日の米国株の急反落に加え、日経平均.N225が前日比500円超下げたことや、米ゴールドマン・サックスが近く発表する9―11月期決算で約20億ドルの赤字を計上するとの見通しを米紙が報道したことなどを受け、円の買い戻しが進んだ。一方、円の高値ではドルや欧州通貨の買いも散見され、方向感に乏しい相場展開となっています。 <短期金融市場> 17時45分時点 無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.279% 3カ月物FB(政府短期証券)流通利回り 0.475%(―0.015) ユーロ円3カ月金先(09年3月限) 99.295(+0.070) 安値─高値 99.235─99.305 ユーロ円3カ月金利先物が急騰しました。日銀が企業の資金繰り対策を決め、TIBORの低下観測や一段の金融緩和の思惑につながり買いが進んだ。中心限月09年3月限は一時前日清算値に比べて8ティック高い99.305まで上昇し11月20日以来の水準を回復しました。国債買い現先オペによる大量供給が奏功し、レポGCレートは0.3%で低下余地を探る展開となりました。国債買い現先オペの落札利回りも低水準です。無担保コール翌日物は、金融調節が緩めの姿勢だったこともあり、金利が弱含む場面が多かったようです。 スポンサーサイト
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